ニューバランスが誇る名作スニーカー、991。中でもスティーブ・ジョブズが愛用していたことでも有名で、多くの人々からの支持を集めています。イギリス製で、多彩なカラーバリエーションがあり、他のブランドとのコラボアイテムも数多くあります。定番カラーであるグレーは、他の990シリーズモデルと違って、独特な渋みがあり魅了される逸品。992が大人気の中で、KTSS編集部の男性陣には、991の愛用者が多いようです。
目次
あのスティーブ・ジョブズが愛用していた?
スティーブ・ジョブズはニューバランスのスニーカーを愛用しており、彼が履いているのは主に「992」とされています。しかし、992が発売されたのは2006年のため、それ以前は別のスニーカーを履いていたはずです。1998年に発売されたモデルで、ジョブズが履いていた「990v2」があります。また、ジョブズは2007年頃まで「991」を履いていたようで、その前に履いていた990v2が古くなってきたから新しいニューバランスを購入した可能性もあります。
ジョブズのスニーカーの選択は、彼が重視した機能性と快適性に加え、個性的なファッションセンスも反映していたようです。
ニューバランス991の歴史
ニューバランス991は、2001年に登場したランニングシューズで、当時の最新技術が採用された革新的なモデルでした。991は、ミッドソールにENCAPシステムを採用しており、クッション性が高く、安定性も優れています。また、アッパーには本革とメッシュが組み合わされており、耐久性と通気性を兼ね備えています。このモデルは、当時のスニーカー市場で大きな反響を呼び、世界中のランニング愛好家から支持されるようになりました。
その後、ニューバランス991は、数々のカラーバリエーションが展開され、スニーカー界で長く愛され続けています。また、ニューバランスの靴作りの精神を象徴するモデルのひとつとして、品質の高さとデザイン性の両面で高い評価を得ています。
ニューバランス991のデザイン特徴
他の990シリーズと比べて、モダンさがないという特徴があります。992と993のボリューム感あるデザインと比べると、比較的薄くて長いと感じられます。また、靴幅もUSA製より細く、+0.5cmのサイズを購入した方が良いかもしれません。
ニューバランス991の限定・コラボアイテム
JJJJound × New Balance 991 “Beige”
Dover Street Market × New Balance 991 “DSM”
ニューバランスと川久保玲氏がディレクションを手掛けるコンセプトショップ「DOVER STREET MARKET(ドーバーストリートマーケット)」とのコラボモデル。99Xシリーズ第8弾として2001年に初リリースされたイギリス製の「991」をベースに、グレーのヌバックとメッシュ素材のアッパーで構成。左足ヒールには「DSM」ロゴ、インソールには、イギリスにあるフリンビー工場40周年記念ロゴが配置されています。
Aimé Leon Dore × New Balance 991 “Gray/Green”
Aimé Leon Dore(エメレオンドレ)のデザイナーを務めているテディ・サンティス氏が、900番台を中心に彼のアイデアとニューバランスのDNAを踏襲してリデザインしたシリーズ。
オフホワイトのメッシュ素材のアッパーに、グレーレザーのオーバーレイを配置。オリーブグリーンのアクセントが特徴的なデザインです。
Aimé Leon Dore × New Balance 991 “Tan/Green”
こちらも同じくテディ・サンティス氏がデザインしたモデルで、オフホワイトのメッシュ素材のアッパーにタンレザーでオーバーレイを構築。革靴のような渋さを演出しています。
Paperboy × New Balance 991 “ALL GONE”
パリ11区の人気カフェ「PAPERBOY(ペーパーボーイ)」とのコラボモデル。マイケル・デュポイ著『ALL GONE 2021(オールゴーン 2021)』の出版と、イギリスのニューバランス フリンビー工場の40周年を祝して登場。991をベースに、アッパーはオールゴーン 2021の表紙にも使用されたピンクカラーにホワイトを配色し、ポップでキュートなデザインに仕上がっています。
まとめ
ニューバランス991は2001年に登場したランニングシューズで、ENCAPシステムが採用された革新的なモデルです。スティーブ・ジョブズが履いていたことでも有名であり、世界中のランニングシューズ愛好家から支持されています。靴幅が細く、長く薄いデザインが特徴で、多彩なカラーバリエーションがあり、コラボアイテムも多数あります。
今回紹介した「991」が気になった方は、ぜひ購入を検討してみてください!